
本という風景を楽しむ健やかな日常。
芹沢銈介が残した装幀の魅力を探る。
芹沢銈介は、総点数で500を超える数の本の装幀の仕事を残す、個性豊かな装幀家でもあった。
民藝のこころに裏打ちされた、温もりにあふれた装幀は、芹沢と同時代を生きた著名な小説家、学者などの文筆家に深く愛され支持された。
本書は、その代表的な作品100点余りをカラーで掲載し、インタビュー、寄稿などでその魅力の源泉に迫ろうとするものです。
■ インタビュー
柚木沙弥郎(染色工藝家)、芹沢恵子(東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館 副館長)
■ 談と寄稿
杉浦康平(グラフィックデザイナー)、臼田捷治(現代装幀史研究者、文字文化ライター)
-里文出版HPより抜粋
■2016年8月発行
■21×15㎝ / 175ページ
■小林真理 編著
株式会社里文出版発行