


雑誌民藝785号(2018年5月号)
特集「小絵馬」
芹沢銈介も20代の頃より収集していた小絵馬。
小形の板絵で簡素な形式をもつ「小絵馬」は、ほとんどが名もない職人画工が描いたものです。柳宗悦は、この小絵馬を工芸的な性質をもつ「民画」と位置づけ、高い評価を与えました。
この号では、信仰が人々の暮らしと密接であった江戸期の小絵馬を中心に、関連の論考とともに紹介しています。
本文に濱田淑子著「芹沢銈介と小絵馬の世界」を掲載。
図版:日本民藝館所蔵の各地の絵馬絵馬と扁額
■2018年5月 日本民藝協会発行
■A5判 / 80ページ