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雑誌民藝867号(2025年3月号)
特集「生誕130年 芹沢銈介の世界」
『民藝』の最新号は当館所蔵の縄文土器や土偶(芹沢銈介収集品)10点が掲載されています。論考では芹沢銈介と縄文との関わりについても述べられています。
また、表紙裏の展覧会この一点では、芹沢銈介の収集品より「土人形『這子』」について当館学芸員が寄稿しています。
以下日本民藝協会HPより―――
本号では、日本民藝館、静岡市立芹沢銈介美術館、濱田庄司記念益子参考館が所蔵する縄文土器、土偶をはじめ、縄文技法を用いた陶芸家の濱田庄司、島岡達三作品を図版に掲載し、関連論考とともに紹介しました。
本誌で縄文土器を特集として扱うのは1960年3月号以来となります。柳宗悦や芹沢、濱田が愛した縄文土器や土偶の魅力と、現代に継承されるその技法など、縄文と民藝運動について理解を深めていただけましたら幸いです。
〈特集関連〉
図版 民藝運動と縄文
特集にあたって 佐々風太
民藝運動と縄文 中島岳志
島岡達三と縄文象嵌について 筆谷淑子、島岡桂
奥会津の縄文土器から考える 長島雄一
■2025年3月 日本民藝協会発行
■A5判 / 64ページ